2025年 短編映画コンクール


第24回短編映画コンクール表彰式」オンライン視聴はこちらから審査委員長、特別審査員による作品講評(結果発表後更新)2025特別企画 古本恭一監督+安田淳一監督 スペシャルセッション

 1998年(平成10年)蓼科高原(茅野市)で「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」がスタート。
そして、2002年(平成14年)、小津監督が愛した ここ蓼科高原から『21世紀の映画』が生まれることを願い、若手映画監督の登竜門となることを目指して短編映画コンクールが始まりました。
 私たちは『映画』を観る・作るを通して、文化的・人的な交流を益々図り、やがては映画・映像文化の発展につながることを期待しています。


<2025年>第24回短編映画コンクール

2025年9月20日(土) 12時00分~上映・表彰式
場所:新星劇場

短編映画コンクールは、蓼科高原映画祭の一環としてスタートし、映画制作者の皆さんにとって作品発表の場、そして登竜門として親しまれてきました。今年でなんと第24回を迎えます!

厳正なる審査の結果、ノミネート作品が決定!表彰式では、グランプリ、準グランプリ、入賞など各賞の発表を予定しています。さらに、当日は新星劇場にてノミネート作品の上映も行われます。映画祭ならではの熱気を、ぜひ会場で体感してください!


■ ノミネート作品上映 ※五十音順

アノサ カアサン
田野聖子 監督

単身赴任の健司が仕事帰りに出会った若い女性はAIロボットだった。彼女は自分のことを「ご主人様」と呼ぶが、離れて暮らす妻に誤解されたらたまらない!母親くらいの見た目なら誤解されようもないが…
家族ごっこ
折原愛菜 監督

幼い頃から児童養護施設で育った女の子が、血の繋がった母親か、今一緒に施設で過ごす仲間との関係をどう受け入れていくか葛藤する物語です。
がんじゅーさしよー
森根三和 監督

子育て中のみわは、姉からの電話で1日だけ地元・沖縄に帰る。5年ぶりの父は重度の認知症になっていた。親になったからこそわかる父の気持ちに触れ、幼い頃の父の行動を受け入れていく。別れの時、みわと父は初めて心からの言葉をかわす。沖縄の一家のノンフィクションドラマ。
Silence of
宇部道路 監督

居酒屋でアルバイトをする若い男・森田は、常連客の小野に今日も配達をする。海沿いのボロ屋に1人で暮らす小野が頼むのは、いつもノンアルコール。しかしある年明けの、まだ肌寒く風の強い成人の日。小野は1本普通のビールを注文する。
シカト
三浦賢太郎 監督

シカトしていた友達の姿が見えなくなってしまうというスリラー。透明人間になるきっかけが薬などの外的要因のことが多いが、「シカト」していたことをきっかけにすれば、人物の心理が原因になるので、より怖くなるのではないしょうか。
スタンド・バイ・優
井上由紀夫 監督

きこえる過保護なママと、きこえるお調子者のパパ、そしてきこえない女の子。パパは娘に「おつかい」という大きなミッションを託す。ママの誕生日に、隣の駅にあるケーキ屋まで1人で行くというチャレンジだ。
探偵は映画を見ない
渡邉高章 監督

浮気調査の依頼を受けた探偵・成瀬健二は証拠写真を持って依頼人の人妻・杏野くららと会う。調査終了のはずが物語は思いも寄らぬ方向へと進んでいく。
MError
村岡哲至 監督

一人の精神分析医の元に、ある日自分そっくりの患者がやって来る。戸惑いながら問診を続ける中で、一つの事実が明らかになっていく―― 自己と家族を巡る6分間の密室劇。
メゾン平凡
新玉夏子 監督

かつては期待の新人、現在ボツ続きの限界女性漫画家・鈴木。ある日引っ越したアパートは、ヤクザ?忍者?クセつよ住民ばかりだった!? 締め切り前日、隣人の騒音に耐えかねた鈴木はブチギレ、隣人達を次々にぶちのめす!
ラストオーダー
乙木勇人 監督

都内の立ち呑み居酒屋で、最後のお客様を見送り閉店の準備中に一人の男性が来店する。彼は3年前にお店でプロポーズをした珍しいお客様だった。そんな男に心動かされた店員はあるオファーをする。定点ワンカットで描く、閉店から始まる再開(会)の物語。

■表彰
グランプリ:賞金30万円・トロフィー・賞状
準グランプリ:賞金10万円・トロフィー・賞状
入賞(二作品):トロフィー・賞状
入選:賞状
一般審査員賞:トロフィー・賞状・副賞


・審査員長:伊藤俊也監督
・特別審査員:工藤雅典監督 椿原久平監督 冨永憲治監督 鈴木元監督
・一般審査員
・映画祭実行委員


■ 作品受付について
受付期間:2025年4月1日(火)〜 2025年5月20日(火)23:59
募集本数:120本(限定)

今回は初の試みとして、応募作品数を【120作品限定】とさせていただきました。おかげさまで、受付開始から多くの反響をいただき、最終的には124作品のご応募があり、定数に達したため、予定より早く受付を締め切らせていただきました。

ご応募くださった皆さま、心より感謝申し上げます。皆さまの熱意と創造力が、映画祭をますます魅力的なものにしてくれています。