2024年短編映画コンクール

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安二郎から21世紀の映画へ

1998年(平成10年)蓼科高原(茅野市)で「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」がスタートし、
そして、2002年(平成14年)に、若手映画監督の登竜門となり、小津監督が愛したここ蓼科高原から『21世紀の映画』が生まれることを願い、短編映画コンクールが始まりました。
私たちは、『映画』を観る・作るを通して、文化的・人的な交流を益々図り、やがては映画・映像文化の発展につながることを期待しています。


<2024年>第23回短編映画コンクール

2024年9月28日(土) 12時00分~上映・表彰式
場所:新星劇場

 今年、第23回を迎える短編映画コンクールは全国より144作品の応募をいただきました。たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
審査の結果 9作品の入選が決まり、9/28 12:00より 入賞作品の上映とグランプリ、各賞の発表が行われます。

 ぜひ、当映画祭から羽ばたく若手映画監督の晴れ舞台と力作を目撃にいらしてください。
私共も毎年、若い力に大きな感動をもらっています。入場無料です。

 表彰式に続いて、特別審査員鈴木元監督作品「ばちあたり」の特別上映も行います。

【表彰】
入選作品9作品 賞状
グランプリ 賞金30万円+トロフィー
準グランプリ 賞金10万円+トロフィー
入賞 トロフィー
一般審査員賞 トロフィー+副賞
※一般審査員賞は、公募で集まった一般審査員のみなさまの投票により選ばれます。

【審査員】
短編審査委員長:伊藤俊也 監督 代表作:「日本独立」
短編特別審査員:工藤雅典 監督、冨永憲治 監督、椿原久平 監督、鈴木元 監督
一般審査員のみなさま(公募)

※一般審査員のみなさまも、ご協力誠にありがとうございました。


■入選作品(ノミネート)

あなたの代わりのあなた展
監督/山田 遊
幸福指数
監督/西井 舞
最後の生活
監督/渡邉 高章
ジョディ
監督/袴田 くるみ
深婚式
監督/霞 翔太
スマホの中のエイリアン
監督 川中 玄貴
のどかな時間
監督/常石 梨乃
ババ抜き
監督/米澤 諒太
私は、私と、私が、私を、
監督/伊藤 里菜
※作品名の五十音順での掲載となっております。

【特別上映】映画「ばちあたり」
短編映画特別審査員 鈴木元監督作品

7年前から蓼科短編映画コンクールの審査員を務めており、
『自分も短編を撮りたい』という思いが募って、この作品を作りました。(鈴木元監督)

小さな不動産会社で働く宮本悠太(40)は
毎日が面白くない。
大きな不満があるわけではないが、
いつも苛々として人と関わることができない。
助けを求めて来たホームレスを無視して
立ち去った宮本は、その時以降、
転がるように堕ちて孤独を深めて行く……

◇ ◇ ◇

入選の皆様からのリアクションは如何に!?


※今年もたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。